子供と大人のアトピーの違い【1章-3】

アトピーが治った子供と大人 【第1章】アトピーの症状・種類とセルフチェック

アトピーは比較的若い世代の人に多く見られる病気です。年齢に関係なく、主な症状はかゆみと湿疹が繰り返し起こることです。しかしアトピーの原因は、子供と大人では大きく異なるとされています。

子供のアトピー

子供の体は、体の様々な組織や器官が大人になる準備をして、まだ未成熟な状態です。子供のアトピーの原因は、この組織や器官が未成熟だからだと考えられています。子供が飲食をした場合、体が未成熟な状態にあるため、体内に吸収された成分がうまく分解されずに、アレルギーの基(アレルゲン)になる場合があります。すると体がアレルギー反応を起こし、アトピーにつながります。

しかし、これがアトピーの原因の場合、組織や器官が成熟すればアレルギー反応を起こさなくなり、アトピーの症状もなくなります。このため、アトピーの患者は、若い世代に多いと考えられています。子供の頃からアトピーが続く場合は、親からの遺伝や、アレルギーになりやすい体質などが原因だと考えられます。

赤ちゃんによく湿疹ができるのは、生まれたばかりで体が未成熟な状態だというのも理由の一つになっています。

大人のアトピー

一方で、大人のアトピーの原因はどのようなことが想定されるでしょうか?

実は、大人になってからアトピーになった場合、食べ物によるアレルギーが原因になったとは通常考えにくいものです。何故なら大人は体の様々な組織や器官が成熟した状態で、体に取り込んだ栄養素を分解することができるようになっているからです。
では、大人のアトピーはなぜ起こるのでしょうか?

アトピーになる大人にありがちなこと

  • 子供の頃アトピーだった
  • 睡眠不足
  • 食事のバランスが悪い
  • 喫煙
  • ストレスが溜まっている

大人になってからアトピーになってしまった場合、アトピーの原因は生活習慣やストレスなどだと考えられています。また、子供の頃にアトピーが完治した人でも、大人になってから再びアトピーの症状(繰り返されるかゆみや湿疹)が現れることがあります。しかし、このような原因がなくてもアトピーになることもあり、現時点でなぜアトピーが起こるか明確な理由は解明されていません。そのため、急にアトピーになるということもあり得ます。

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