杜仲の木って育てられるの?

このサイトで杜仲茶の成分について色々なことが分かってきました。そんな杜仲茶の原料である杜仲の木は私たちでも栽培することができるのでしょうか?調べてみました!

以前では、農家で栽培されている以外は杜仲の木は植物園で見るくらいでしたが、数年おきに起きる杜仲茶のブームもあり、苗木が販売されているところも出てきました。最近ではインターネットでも購入できます。
杜仲の木は暑さにも寒さにも強くて丈夫に育ってくれ、特別な管理が必要ないので育てやすいです。しかし、植えてから20年経つと高さが約10m以上にも育つ大木になります。成長が早いため観賞用にはあまり適しておらず、ベランダ栽培には不向きです。その場合は適宜、葉を採取して、枝を強めに剪定して成長を抑えてやる必要があります。

その他、杜仲の木を育てるポイントとしては

  • 場所は日が良くあたる場所で。半日陰でも育てるのは可能。
  • 水はけのよい土に植える。
  • 移植に弱いので初めから広めの場所に植えてあげる。

杜仲の木は雌雄異株なので、花を咲かせるのは雌株だけです。それも植えてから10年近くしないと咲かず、その後に実をつけてくれるようになります。

杜仲の木を育てるのには広いスペースが必要なようです。マンションや街中の一軒屋に住んでいることが多い現代人にはなかなか栽培するのが難しそうですね。

なんとか苦労して杜仲の木を葉の収穫ができるまでに育てられたら、次は杜仲茶を作ってみましょう。

杜仲茶の作りかた。杜仲茶って家庭で作れるの?

自分で育てた木でお茶を作れたら、それはどこにも売ってない世界で一つだけの特別なお茶になりますよね。次は、杜仲茶の製造方法をご紹介します。

まず、杜仲の葉の収穫時期は5月下旬から7月下旬までがベスト。「ゲニポシド酸」がもっとも豊富で収穫時期に適しているとされています。

「ゲニポシド酸」とは?気になったかたらはこちらをご覧ください。

杜仲茶に含まれる注目の成分「ゲニポシド酸」は健康にいいことがいっぱい!

一般的な焙煎杜仲茶の作り方はこちらです。

<焙煎杜仲茶の作り方>

  1. 葉の採取
    茎は残さないように摘み取ります。杜仲の葉は茎が硬く、乾燥しづらく、また粉砕するときに残りやすいので、できるだけなくすようにしましょう。
  2. 葉の洗浄
    軽く水洗いする程度で充分ですが、汚れが気になる方は10分くらい桶に水を張り、杜仲の葉を浸けておけば汚れが取れやすくなって楽です。
  3. 乾燥
    葉を天日干しで乾燥させます。この際にある程度の大きさに裁断して乾燥しやすくします。
  4. 焙煎
    フライパンや中華鍋で焦がさないように炒って適度に乾燥させます。
  5. 粉砕
    杜仲の葉は粉砕しないと有効成分がお湯に溶けてくれないので、茶葉は粉砕して細かくしましょう。

さあ杜仲茶ができました!
飲む際には、栄養が良く出るように好きな濃さに煮出してください。

自分でも杜仲茶が作れることは分かったけど正直めんどうくさい・・・
そんな人には、すでに市販されている杜仲茶をどうぞ!それぞれの企業が精を尽くして作ったおいしい杜仲茶が簡単に手に入ります!

当サイトおすすめの杜仲茶のご紹介はこちらをご覧ください。

杜仲茶の人気ランキング!ベスト20種!

また当サイトで調べた「ネットで買える杜仲茶20社」全比較をお知りになりたい方はこちらをご覧ください。

杜仲茶 比較表・全20種の徹底調査結果