402-一般医薬品について

一般医薬品

一般医薬品の種類

ドラッグストアなどで販売されている一般医薬品は、副作用や他の医薬品やサプリメントとの飲み合わせなどの危険性の高さなどによって、第1類医薬品~第3類医薬品に分類されています。

第1類医薬品

一般市販薬の中でも、特に副作用や他の医薬品やサプリメントとの飲み合わせに注意しなければいけない市販薬が第1医薬品です。

一般用医薬品の中では、最も副作用が生じる可能性が高い医薬品です。

販売する際は、薬剤師による情報提供が義務付けられています。

第2類医薬品

一般市販薬の中で、副作用や他の医薬品やサプリメントとの組み合わせに注意しなければいけない市販薬が第2市販薬です。

現在市販されている一般医薬品のほとんどが、第2類医薬品です。

第1類医薬品程、副作用が生じる可能性は高くありませんが、副作用が生じた場合は、日常生活に支障が出てしまう場合もあります。

販売は薬剤師や登録販売者が常駐している店舗であれば可能で、第2類医薬類品を消費者が購入する場合も、第1類医薬品のように購入際に服用についての指導する義務はなく、努力義務とされています。

ただし、第2類医薬品のなかでも特に注意が必要な医薬品は指定第2類医薬品に指定されていて、販売時の情報提供や、陳列方法が指定されています。

第3類医薬品

一般市販薬の中で、第2類医薬品よりも副作用や他の医薬品やサプリメントとの組み合わせによる危険性などが低い医薬品が、第3類医薬品です。

消費者が購入の際に、直接医薬品についての情報説明を求めない限り、服用についての指導をする義務や努力義務はありません。

尿トラブル向けの医薬品

医薬品とサプリメントの飲み合わせはNG

医薬品は、使用すれば尿漏れや頻尿、夜間頻尿などの対策や改善が期待できます。

サプリメントも、医薬効果ではないですが、排尿の健康維持サポート・夜トイレの健全サポートなどの期待がなされます。

そのため、「両方使用すればもっといい効果を得られるんじゃないの?」と思われる方がいるかもしれません。

しかし、医薬品とサプリメントの飲み合わせは危険である可能性があるので、絶対にやらないようにしてください。

なぜなら、頻尿・夜間頻尿の医薬品と、排尿の健康維持のサプリメントを同時に摂取すると、互いの成分が混ざり合い、医薬品の効果を弱めたり、健康被害の原因などになることがありうるからです。

一部の医薬品と、特定の成分が配合されたサプリメントの飲み合わせによる相互作用による悪影響は分かってきていますが、サプリメントでは原料の臨床試験がまだ十分に行われていません。

そのため、どの頻尿・夜間頻尿の医薬品と、排尿の健康維持のサプリメントが組み合わさると、どんな影響が出るかはわかりません。

このような危険性があるため、医薬品とサプリメントを飲み合わせることはしないでください。 サプリメントを使用している場合、病院などで薬が処方される場合は必ずサプリメントを使用していることを伝えて、飲み合わせによる被害にあわないために気をつけましょう。

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