【3章-4】頭皮と毛根の健康維持をするサプリ成分

頭皮や毛根でコラーゲンの不足が薄毛の原因

頭皮や毛根でコラーゲンの不足が薄毛の原因

髪の毛は頭皮で作られて成長します。当然頭皮の状態が良くないと髪の毛はうまく成長でできず、抜け毛・薄毛の原因になることがあります。

髪の毛の周りは上の図のようになっています。髪の毛の土台となっているのが真皮です。真皮は約70%がコラーゲンで組織されていて、コラーゲンが髪を作り出して支えていると考えることができます。コラーゲンが十分に足りていれば頭皮の新陳代謝が良くなり、血行も良く、髪の毛の栄養に必要な栄養がしっかり届けられています。しかしコラーゲンが不足していると頭皮の結合組織が弱くなり頭皮の新陳代謝は低下、栄養が足りず髪の毛は正しく成長することができません。

また、コラーゲンは毛母細胞を作り出している毛包幹細胞を保護しています。コラーゲンが不足すると毛包幹細胞は頭皮の表面へと追いやられてしまいます。最終的には頭皮からとれてしまい、毛穴が無くなってしまい薄毛につながります。

このようにコラーゲンは髪の毛を生成して維持するのに必要不可欠な存在です。

サプリ成分の目的分類3:頭皮や毛根の健康維持

ケイ素

ケイ素

ケイ素はコラーゲンを構成する物質で、組織の結合を強める(丈夫にする)働きがあります。そのため、最近では、高品質の美容サプリメントによく使われています。ケイ素は人体の様座な部分に存在し、骨や肌、血管など、様々な組織を形成している重要な元素です。

髪の毛の生成・維持に必要なコラーゲンを、ケイ素は丈夫にしてくれます。コラーゲンが不足していると頭皮の組織が脆くなり、抜け毛・薄毛の原因になります。

コラーゲンペプチド

コラーゲンペプチド

通常コラーゲンを摂取した場合、一度アミノ酸とペプチドに分解されてから体内へと吸収されます。つまりコラーゲンとして吸収されていません。しかも分解されて吸収された後に、体内でコラーゲンとして合成される可能性は高くはありません。

そこで注目されたのがコラーゲンペプチドです。これはコラーゲンを摂取した時に分解されるペプチドと同じもので、コラーゲンを体内で吸収しやすくしたものです。コラーゲンペプチドはコラーゲンよりも、コラーゲンとして吸収されやすいため、コラーゲン不足で薄毛になっている場合には摂取すべき成分です。

ケラチン加水分解物

髪の毛の90%以上を構成しているのは、18種類のアミノ酸から合成されたケラチンと呼ばれるタンパク質です。当然このタンパク質が不足していれば、髪の毛は成長できません。

髪の毛の根元の部分を毛根と言います。この毛根の中には毛球、毛球の中には髪の毛を作り出す基になる毛母細胞が存在します。この根元の部分がしっかりしていないと、髪は正しく成長することができません。

ケラチンを生成するためにはタンパク質を摂取する必要があります。日頃の食生活を見直してみて、偏った食事ばかりしている場合は栄養が足りず、毛根が弱っているかもしれません。このような場合はタンパク質を摂取することで、ケラチンが生成され弱った毛根が強化されます。すると髪の毛が成長し、育毛サポート・薄毛対策が期待できます。

ケラチンを直接摂取したくても、ケラチンが含まれている食べ物はありません。タンパク質を摂取することで、体内での生成ができるようになります。

しかし、サプリメントであれば直接ケラチンを摂取することができます。多くのサプリメントはケラチンが吸収されやすいように、ケラチン加水分解物としてケラチンが含まれています。

ただし摂取した栄養は血流にのって頭皮まで送られるため、血流が悪い場合は血流の健全化も行う必要があります。

「血流の改善」はこちらへ
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ツバキエキス

ツバキエキス

ツバキエキスはツバキから摂ることができるエキスです。ツバキエキスには線維芽細胞を活性化させる働きがあるとされています。線維芽細胞とは肌のハリや弾力、薄毛の改善に必要な物質であるコラーゲンや、エラスチン、ヒアルロン酸などを作り出す細胞です。つまりこの細胞を活性化させればコラーゲンの生成が促進され、育毛サポート・薄毛対策の改善が期待できます。

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