●効果的なジェネリック医薬品

現在、国内でも多数の医薬品メーカーがジェネリック医薬品を製造しており、薬の種類も多岐にわたります。

ジェネリック医薬品の種類

〇神経系及びアレルギー用薬
〇循環器系及び呼吸器用薬
〇消化器官用薬
〇ホルモン剤
〇抗生物質及び化学療法剤
〇ビタミン剤
〇代謝性医薬品
〇抗がん剤

→あらゆる病気に対応する豊富なジェネリック医薬品

また、剤形もさまざまで、錠剤やカプセル剤、注射剤だけではなく、貼付剤や点眼剤などのジェネリック医薬品があります。

●フィンカーとは

フィンカーは、フィナステリドを主成分とするAGA治療薬です。フィンカーの特徴は、フィナステリドが1錠あたり5mg配合されている点です。一般的なAGA治療薬の用量は0.2mg~1mgとなっている為、フィンカーの用量はその5倍以上。育毛・発毛に効果的です。その理由は、元々前立腺肥大症の治療薬として開発されたからです。フィナステリドは前立腺肥大症の治療にも用いられる成分です。
前立腺肥大症の治療の場合、フィナステリドの必要摂取量は一日5mgとされています。そのためフィンカーの1錠辺りの成分量は5mgとなっております。かたやAGA治療の場合は一日1mgで最も効果を発揮するため、フィンカーはとてもコストパフォーマンスが良いです。

●フィンペシアとは

フィンペシアは、AGA治療薬プロペシアのジェネリック医薬品です。インドの大手製薬会社シプラ社によって製造・販売されています。プロペシアは2015年に特許が切れ、そのタイミングで多くの製薬会社がプロペシアジェネリックの製造を始めました。フィンペシアもそのひとつです。
またフィンペシアには微量ながらキノリンイエローという着色料が使われていました。このキノリンイエローは発がん性物質のひとつとされており、販売当初は問題となりました。のちに微量ならば影響はないとされましたが、シプラ社は万全を期して、半年後にキノリンイエローを含まない新たなフィンペシアを開発しました。

●個人輸入は高リスク

日本国内で処方・販売されている薬は、すべて効果や副作用について長年かけて入念なテストを行ったうえで認可され販売されています。しかし、自分の症状に本当に合っているかわからないまま個人輸入をしたり、薬を飲むことは高リスク副作用や健康被害などもあるため、自分の体は大事にしましょう。
高リスクな問題として、正規品でない商品も現在ネットで出回っています。フィンペシアをはじめ、海外サイトから個人輸入した医薬品は正規品ではない可能性が高いのです。飲んだら体調を崩した、改善の見込みがないなど、さまざまな被害が出ているのが事実です。
また、自分の症状にあったものか確信がない為です。1錠当たりの成分量は各薬によって違う為、自分が毎日どのくらいの量を摂取したらいいかわからないはずです。効果が現れず無駄にお金を使うことになってしまったり、薬が強すぎて身体に負担がかかったりしてしまうことも。
医師に処方してもらったAGA治療薬であれば、身体に合わず副作用が出た場合でもすぐに医師に相談ができるので安心です。