出所 :薄毛治療の親和クリニック,自毛植毛とは,shinwa-clinic.jp/medical/implantation/

●自毛植毛の仕組み

出所 :髪コト, 植毛はどのようなものなの?,mens-svenson.net/kamikoto/aga/zoumoushokumou/hair-transplant-merit_demerit

 毛髪の生える密度が通常の60〜50%まで減ると、薄毛や薄毛に気づくようになり、40〜30%まで減ると周囲にも気づかれるようになると言われています。自毛植毛は今ある自分の毛を使って薄い部分の密度を調整し、薄毛を目立たなくするという方法です。世界では、年間60万人近くが施術を受けています。
薄毛と言っても、頭髪全体が薄いわけではなく、普通に生えている部分もあるはずです。自毛植毛は、普通に生えている部分の髪を、薄いところに移植する方法。その為、増毛ではなく、今ある髪を再配分して薄毛を目立たなくする方法です。
 髪は、薄毛になりやすい部分と薄毛になりにくい部分にわけられます。薄毛になりやすい部分は、前頭部から後頭部。一方なりにくいのは側頭部と後頭部です。その為、後頭部の毛を一部取って、前頭部や頭頂部にバランスよく移植するのです。

●FUT法とFUE法

現在の自毛植毛は主に、FUT法とFUE法の2つの方法が行われています。自毛植毛では、自分の必要な部分に思い通りに髪を生やすことが可能です。

FUT法
後頭部の頭皮を細長く帯状に切り、検査をします。それを細かく切り分け、毛包単位ごとの移植株を作り、薄毛が気になる部分にバランスよく植え付けていきます。細い線状の傷跡が残りますが、髪を4㎝以上伸ばしておけば傷跡は隠れるので周囲にばれる事はありません。
手術中は麻酔を使用して行う為、痛みを感じる事はありません。手術の時間は頭皮の切開から移植まで4~5時間程度。そのまま帰宅できます。

FUE法
細いパンチで後頭部に穴をあけ、毛をくりぬいて移植株を採取します。切らない手術の為、小さな穴なのですぐにふさがります。くりぬき後は白色の丸い傷跡が残りますが、約1cm以上髪の長さがあれば隠せます。FUT法と比べると切らずに済み、傷跡も目立ちにくいメリットがありますが、皮膚の中に埋もれている毛根をくりぬいていくので、毛根の切断率が高くなりがちです。途中で切れた毛根は移植しても髪は生えてこないので、その分はロスになります。