食品とサプリ、コラーゲンを摂るならどっち?【2章-3】

コラーゲンサプリと食品アイキャッチ203 Chapter 2 おすすめのコラーゲン食材

コラーゲンは毎日の食品による継続摂取が効果的

コラーゲンは毎日からだのなかで代謝されており、日々分解と合成を繰り返しています。
コラーゲンを摂取することで、コラーゲンを作る細胞を活性化させ、肌や骨に存在するコラーゲン代謝が高まるのですが、その効果は残念ながら1日程度しか持たないといわれています。

そのため、一度にたくさんのコラーゲンを摂取してもあまり意味がなく、また摂取した翌日にすぐに効果が出るというものでもありません。そのため、強くオススメしたいことは、食品やサプリからコラーゲンを適度に摂り続けることです。軽い食事ばかりで済ませている忙しい方も多い今の社会ですが、できるだけ工夫して、毎日継続して食品やサプリからコラーゲンを摂取し続けることで、からだの細胞を活性化させ、美容や健康にいい影響が出てくることを知り、「継続が力なり」をコラーゲンの摂取においても念頭に置いておきましょう。

食品から毎日のコラーゲンを摂るには?

そうした健康のために必要なコラーゲン量の目安は、今までの研究から1日10gとされています。この量を毎日食品から摂り続けるには、牛すじや豚モツ、鶏などの動物性の食品では脂質や全体のカロリーが高く、フカヒレやうなぎは頻繁に食べるのはコスト面で負担が大きい、という難点があります。また、食品からのコラーゲン摂取は吸収効率が悪いため、たくさん食べても吸収される量はわずか、ということもあり得ます。

例えば、牛すじの煮込み一人前に使う牛すじの量が100g前後ですので、1日に必要な量を摂取するには約2人前を食べる必要があります。1日だけならそれも可能だと思いますが、それを毎日となるとあまり現実的ではありません。

食品の補助として、コラーゲンサプリを適度に活用するのも◎

そこで、コラーゲンを効率よく摂取するには、食品だけでなく、サプリメントも取り入れるのがおすすめです。

例えば、普段の食事は、全体の栄養バランスを考慮しながら、コラーゲンが多く含まれる食品を、負担のない程度に取り入れるよう意識してみましょう。そして、それだけでは足りないコラーゲンの不足分を、サプリなどの健康食品から取り入れてみてください。手軽に飲めるサプリを補助的に活用すれば、毎日続けるのがぐっと楽になります。ただし、コラーゲンのサプリメントといっても様々な製品が出ています。商品の案内などをよく比べた上で、効果的で安全な、良質なサプリを選ぶように心がけましょう。

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